個人の力量こそが生き残りの条件

2012.01.27

親が子供たちをこうしたコースに乗せようと必死の社会では、エリートの王道を進めば将来は安泰した人生が送れるような幻想を我が子に植え付けるという意味で有害きわまりないものだが、相変わらず幻想から抜けきれない親が多いようだ。しかし一方で、現在の学生は長びく不況の中で社会の厳しさを感覚的に察知しているためか、こうした議論をしてもわりと素直に理解できるようである。世代間での認識のずれが目立ってきているように思う。だが、本当の被害者は、実は四十代以上の旧態依然とした意識が抜けない人々である。ある日突然、自分が過酷な状況に置かれてから初めて我に返り、「頭」ではなく、「体」で理解するのである。そうした失業者が巷にあふれている。したがって、学歴という「すがるためのツール」から離れ、個人の力量で生きていくことをベースにしなければ、生き残っていけない社会になっている。

[参考]
転職のリクルートエージェント
http://www.r-agent.co.jp/