移動平均線で値動きを分析する場合、短期移動平均線、長期移動平均線、ローソク足の3つがどのような位置関係にあるかということが、とても重要です。移動平均線よりもローソク足が下にある場合は下げ基調(弱気)、上にある場合は上げ基調(強気)と見られます。移動平均線の下で推移していたローソク足が、移動平均線を突き抜けて上昇した場合は買いサイン、逆に移動平均線を上回って推移していた価格が、移動平均線を突き抜けて下落しか場合は売りサインといわれています。短期と長期の2本の移動平均線だけでも、トレンドを読み取る重要なサインが現われることがあります。それが「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」と呼ばれるものです。短期の平均線が長期の平均線を上に突き抜けた状態をゴールデンクロスといい、上げ基調のサインといわれています。逆に短期平均線が長期平均線を下に突き抜けた場合をデッドクロスといい、下げ基調のサインといわれています。ただし、ゴールデンクロスーデッドクロスの両方とも、実際のトレンド転換が起こってから少し遅れて表われる弱点があります。